野沢温泉の人気旅館へ
今回の入湯は長野県野沢温泉村の18代続く老舗、旅館さかやさんです。
以前テレビで観て行きたかった憧れの温泉旅館。
11月下旬の雪予報の中、ソロ旅の一泊で伺いました。
外観は派手な装飾などはなく落ち着きのある老舗旅館といった感じです。
到着した際の女将さんや従業員の方の挨拶や心配りなども気持ちよく人気の旅館と分かります。
部屋に荷物を置き早速お風呂へ。
扉を開けます。
おーっ、雰囲気いい。少し暗めくらいの照明が心地いいです。
壁から天井まで木造の空間。そして白濁した湯の色。
こういう空間が癒されるんですよねー。
天井の造りはもちろん湯気を逃がす構造となっています。
浴槽は3つに分かれており手前から熱湯、温湯、温湯に繋がる寝湯となっています。
熱湯は薄っすら白く多くの白い湯の花が舞っています。
別の時間帯に入ったときは白い濁りはなく透明でした。
硫黄の臭いはきつくなく程よい感じで気持ちいいです。
熱湯と言ってもそれほどの熱さではありません。
温湯は白濁しており熱湯よりも臭いは薄めです。
空気に触れている時間が長いから白く濁っていると思われます。
泉質：単純硫黄泉 ㏗8.2 源泉かけ流し
注目は飲泉用のお湯。 胃腸に良いとされています。
浴室の入口に置いている紙コップを持ち込んで飲泉できます。
ここからは私のおすすめルーティン。
まず温湯に浸かる。身体が温まったら熱湯に浸かる。そして飲泉してから寝湯に移る。
一番気に入ったのが寝湯に浸かりながらの景色。
暖色の優しい光の中、白濁の温泉に寝転んで浸かり湯屋建築の天井に立ち上っていく湯気を眺める。
時を忘れてボーっとしていられます。
充実のお部屋時間
部屋にはエスプレッソマシンがありました。
珈琲好きの私は宿の近くで温泉饅頭を買ってきて楽しむことができました。
総評
お風呂の雰囲気と泉質が抜群に良いため長時間浸かっていられる。
熱湯、飲泉、寝湯のループがとにかく気持ちいい。
2泊以上がおすすめ。そうすると13か所の外湯めぐりも多くできます。
かかとのガサガサ肌に困っている人には効果あり。
いい温泉との出会いに感謝！
訪問者 おんたま
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