魅力いっぱいの嶽温泉
今回紹介する温泉は青森県弘前市の田澤旅館旅館さんです。
昨年10月に泊まった嶽ホテルのすぐ近くにあり、その時立ち寄り湯させていただきました。
下調べでは19時までの営業時間。
17時位に訪問しましたが明かりは少ない。
営業しているのか不安に思いつつ引き戸を開けてみる。
誰もいないのかな?
「こんにちわー」と大きな声を出すと女将さんが出てこられました。
「日帰り入浴できますか?」と尋ねると大丈夫との返事。
入浴料400円を払い長い廊下を歩き風呂場へ向かいます。
突き当りに風呂場の入口。
渋く味のある入口、そして脱衣所。
扉を開けるといつもの木造の温泉の雰囲気とは全くの別物。
独特な世界観の空間。たまにはこの感じもいいじゃないですか。
手前に小さな湯舟。
奥へつながる簡易的な仕切りを越えると大きな湯舟。
大きな湯船には女湯からもがつながっているようです。
床の水色が何とも言えない懐かしい気持ちにしてくれました。
小さいころに入った公園のプールを想像。
温泉は上からじゃぶじゃぶと注がれています。
凄い秘湯に出会えた感じです。
そして温泉は嶽ホテルと同じ硫黄の香り強い白濁泉。
とても気持ちいいです。
泉質 含硫黄‐カルシウム塩化物泉 ph2.15
総評
建物の鄙びた感じが旅情をかきたてます。
お風呂の老朽化は否めないがそれを上回る独特な世界観で気分が上がります。
いつもと違う雰囲気の温泉に浸かりたい方にはおすすめ。
知る人ぞ知る秘湯といった感じです。
泉質は申し分なし。
床材が何を使っているか分からないが滑りやすいので注意。
いい温泉との出会いに感謝!
訪問者 おんたま
コメント